ブログリサ

徒然日記
5月29日 今日買った本 沢木耕太郎と発掘捏造
久しぶりに本を買ったような気がするぞ
まずは雑誌FIGARO
 特集はトスカーナ
 昨年行ったモンタルチーノが載っていたので買ってみた
 が、あまりおもしろくない
 街の魅力が生きていないなあ
 日帰り取材だったんじゃないの???
沢木耕太郎「一号線を北上せよ ヴェトナム街道編」(講談社文庫)
 なんとまたバスの旅っていうじゃないの
 よみがえれ深夜特急
 早く読みたい
毎日新聞旧石器遺跡取材班著「発掘捏造」(新潮文庫)
 これ気になってたんだよなあ
 なんでこんなことになっちゃったのか、なんでわかったのか、
 そのあとどうなったのか
 うむむ

まだ宮部みゆき「模倣犯」が全然終わらず、新しい本が読めない
といってもいやいや読んでいるわけでもないんだけどね
| 文庫日記 | 18:05 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
坂木司「青空の卵」読み終わりました
青空の卵
この本を読み始めたときには登場する二人の男の人の関係はそんなに不自然には感じなかったんだけど、最後まで読んでちょっと違和感あり。ひきこもりの鳥井真一の口調と坂木への態度がちょっとちくはぐだなあ。引きこもりの人にあったことないからわかんないけど。
最後まですいすい読めたのは全体的におもしろかったからでしょう。あと2冊出てるようなので、読み進めば違和感が消えていくような気もする。
| 文庫日記 | 16:01 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
坂木司「青空の卵」を読み始めました
青空の卵
創元社推理文庫、うん、これは期待できる。まぶだちが貸してくれました。プールの行きしなに読み始めたら、むむ、おもしろい。ひきこもりの在宅勤務男が起こった事件を推理する。在宅勤務男は主人公じゃなくてその友達が主人公。ちょっと有栖川有栖の火村シリーズに似てて、+ひきこもり。現代チックである。帰りも読んでこのまま地下鉄がどこに駅にも止まらないで宇宙まで行ってくれればいいなと思った。びゅびゅーーーん
| 文庫日記 | 16:22 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
よしもとばなな「なんくるなく、ない」読み終わりました
プールの行き帰りの地下鉄でちびちび読みしてました。絵もあり写真もありの沖縄日記でして、残念なのはこれって文庫じゃない方がいいなあって思った。どどーんと写真集みたいなので見た方が迫力ある。はっきりいって文庫サイズの沖縄なんて魅力なしです。
なんで吉本ばなながよしもとばななになったのか不明。ママになったからかなあ。まあずいぶん前からよしもとばななを名乗っているからいまさらこの本で説明しないだろう。それはこれからのお楽しみにしておこう。
昔は吉本ばななの本を読んでるとすごく疲れたんだ。私は「心のさかなで」と呼んでいたのだけれど、下りエスカレータを登っているような疲れが。でも嫌じゃないんだなあ。そうやってこれまで読者を続けています。いまはもう疲れない。どちらかというと気持ちよくなる。
この間ですね、こんなことがありました。お金を下ろすためにキャッシュディスペンサーの外で並んでたんですよ。したらね、おばさんが、ヒョウ柄の服を着たおばさんがまだ中に人がいるのに入っていって中で待っている。明らかに横はいりですし、中の親子もビビり気味。私は順番抜かされたわけで気分わりーです。しかし、この本を読んでいる最中でしたので、「ああ、この人かわいそ。きっと他でも嫌なことになってて、ああいう人って思われてんだろうなあ」って思ったんですよ。自分の感じ方をも変えてしまうよしもとばななの書き物ってすごいよね。
たぶんほかの人がいきなりこの本を読んでもそうはならないと思う。読む人と書く人の熟成具合がこうなったんだろな。
いつまでもあなたについていきたいよ、吉本ばなな。
| 文庫日記 | 11:23 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
よしもとばななと宮部みゆきを一緒に読んでいる
電車の中ではよしもとばなな、おうちでは宮部みゆきを読んでおります。宮部みゆきはおっきい本だから。枕になりそうなくらい厚いのだ。
よしもとばななはママになってから全部ひらがなになったのかなあ。「なんくるなく、ない」を読んでいます。沖縄に旅に行ったときの話。いいなあ、沖縄。一度だけ、一度しか行ってない。しかも2月。生命力が襲いかかってくるような季節に行ってみたいものだ。
宮部みゆきは「模倣犯(上)」。公園のゴミ箱から女性の右腕が発見された。発見した少年、そしてそれは自分の娘ではないかとやってきた家族。まだここまで。思いっ切り落ち込むぞ、なぜだ。心の描写が暗すぎる。犯罪小説だから仕方ないの?まだ最初なので辛抱して読まないと投げ出してしまいそうだ。
| 文庫日記 | 16:16 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
草薙厚子「少年A 矯正2500日全記録」読み終わりました
少年A矯正2500日全記録
飛行機の中で着陸寸前に最後の一行を読み終わりました

読み終わってみて作者がこの取材をどうやってやったかが分からないんです。なんか遠くで一生懸命目を凝らして見つめながら書いた的な印象でして、少年院の中のことって秘密なことが多いから仕方ないのでしょうが、取材の大変さなども少し書いてもらえば不透明感が少しでも分かったようで残念。
またどんな矯正プログラムを少年Aに施したのかが、分からないのか、秘密なのかが分かりませんでした。ここも残念。
事実と、取材と、書いてあることには、ずいぶんと情報量の差がある。これは仕方ない。読む側としては書いてあることしか分からないけれど、それでもかなり刺激的内容だった。よく20年とか30年後にあのときの真実がいま明かされる的な報道があるけれど、それだけの長い時間がたってないともしかして受け止める方が準備できないのかもって思ったほど。
読み終わってもやもやとするけれど、きっといまはまだはっきりさせられない時期なんだろうなあ。
| 文庫日記 | 19:13 | comments(2) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
阿部公房「R62号の発明・鉛の卵」を読み終わり、草薙厚子「少年A 矯正2500日全記録」を読んでいます
R62号の発明・鉛の卵
阿部公房ちょっと挫折
短編のひとつを読み飛ばして終わりました
ちょっと思想を突き詰めていくようなところがあり、物語として読むには言葉の迷路に入り込んでしまったような酩酊感でつらかったなあ
最後の鉛の卵は面白かった
SFチックで猿の惑星っぽい、ドリフの終わりの舞台ぐるぐるっぽい展開で面白かった

次は、草薙厚子「少年A 矯正2500日全記録」
少年A矯正2500日全記録
神戸のあの事件、もう9年なんですねえ
中学生の少年が、11歳の少年を殺し、解体し、首を切り落として、小学校の門の上に置き、犯行声明文を口にくわえさせた、そして、新聞社にも犯行声明文を送る
小説なんかよりも現実のほうがずっとずっと怖い
想像と経験って同じ延長ではない
ノンフィクションの言葉の力って強いなあといつも思う
少年Aが殺人鬼から人間に再生されるその過程は驚きの連続でありまた本人と周囲の人々の努力の賜物
少年Aはもちろんだが登場人物にほとんど実名が登場しないのがちょっと現実との距離を感じるが、すべてを書いてしまうと生々しくてまた別のものになってしまようで怖いかも
| 文庫日記 | 11:46 | comments(6) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
今日買った本 藤田嗣治とよしもとばなな
今日資生堂に行ってみた。プレゼントを受け取るだけだったんだけど、春のメイクをしてくれた。誰のメイクするのか悩んだ挙げ句、困っているうちに栗山千明メイクを選んでくれた。というわけで、いま私のまぶたはブルーです。

その足で紀伊国屋に。
芸術新潮4月号は藤田嗣治の特集
芸術新潮 2006年 04月号 [雑誌]
これ欲しかったんだ。中をパラパラ。この人油絵専門だけど、日本画っぽいのよね。その線が。絵を勉強した人の線を描く。かといってこてこての日本画ではない全体像。その融合ぶりがヨーロッパの人に受け入れられたのかも。その真実を確かめるために購入決定。
その名も「特集 藤田嗣治の真実」

文庫コーナーをぶらぶら。
草薙厚子「少年A 矯正2500日全記録」(文春文庫)
少年A矯正2500日全記録
これ読みたかったんだ。
この人の母親の本「『少年A』この子を生んで・・・」(文春文庫)と高山文彦「『少年A』14歳の肖像」(新潮文庫)は読んだから、そのあとどうなったかなあとずっと気になっていた。購入決定。
明日飛行機の中で読むかどうか迷っている。

よしもとばなな「なんくるなく、ない 沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか」(新潮文庫)
なんくるなく、ない―沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか
最近新潮文庫買ってなかった。よしもとばななの書く旅行の本って好きなんだよなあ。事実だけじゃない日記みたいな、読んでもらうためにだが自然にものを感じているところが、すごくリアルに伝わってくるから。色とか味とか温度とか悲しみとか、言葉を尽くさないと伝わらないようなことが一行で読めるから。
これを読んで沖縄に行きたくならないことだけを祈る。
明日の飛行機読書はこっちにしようかなあ。
| 文庫日記 | 16:41 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
今日買った本 宮部みゆきと桐野夏生
今日は古本屋さんへ。この間目をつけていた本を買いに行った。
 宮部みゆき「模倣犯」上下 単行本
 宮部みゆき「蒲生邸事件」単行本
 桐野夏生「ダーク」単行本
桐野夏生の「白蛇教異端審問」も欲しかったけれど、ぐっとこらえた。年度末の引越の時期を迎えると売りたくない本まで売ることになる人が多いようで、古本屋は在庫を抱えてしまうことになるけれどいい本も増える、ということが今回分かった。古本屋であんなにたくさんの森博嗣をみたのは始めてだ。私が読んだ本ばかりだったので題名だけ眺めたけれど、きっと売る人は決心が必要だったに違いない。早く読みたいなあ。わくわくする。


模倣犯〈上〉
模倣犯〈上〉

蒲生邸事件
蒲生邸事件

ダーク
ダーク
| 文庫日記 | 17:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
安部公房「R62号の発明・鉛の卵」を読み始めました
R62号の発明・鉛の卵
安部公房に着手
短編集でした
R62号の発明ってNHKBSの平積み大作戦で取り上げられたんですってね
ロボットのお話ってことで
私もこれに釣られて買ってしまった
R62号の発明はあまりおもしろくなかった
リストラされて自殺しようとした人がロボットになって、自分をクビにした人に復讐するって話なんだけど、ロボットなのに自分で意思をコントロールできるように作ってもらえるなんてちょっと変だなあって思った
他のお話はけっこうおもしろい
「パニック」とか結構ぞっとしていい感じ
| 文庫日記 | 21:25 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP -
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