2006.03.18 Saturday
齋藤孝「質問力」読み終わりました
あっという間に読んでしまった
質問って難しいなあ
相手あってこその質問だからなあ
インタビューがうまい人って才能や訓練に基づいてるんだなあ
と感心するばかり
この本のいいところは例が多いところ
つまり実際のインタビュー記事を元に齋藤孝が説明をしてくれる
一番おもしろかったのは、ダニエル・キースと宇多田ヒカルの対談
実は宇多田ヒカルをちょっとバカにしてたんだけど見方が変わった
この対談、インタビュアはダニエル・キースの方
同じ「ものを作る人」という立場で質問をしている
二人は年が全然違う
72歳と16歳
しかし、いきなり二人は対等に話をしていた
不自然な感じはなく、それよりも共感できる部分、お互いを尊敬し、知りたいという好奇心を見せて対談は進んでいく
この本では一部しか紹介していないけれど、できれば全部読みたいくらい
それくらいおもしろかった
一回読んだだけではもったいない本
今度は三色ボールペンを持って線を引きながら読もう
少しでも質問がうまくなりたいという気持ちを込めて